文房具同志
以前の職場で、いつも違うペンケースを持っている方がいました。
その人の机の周りをよく見ると、
新商品や輸入物と思われる文房具を使ってたり。
その人は、すでに定年を迎えて嘱託として働く60代の男性。
本人は気さくだけど、特に話題もなく話しする機会はあまりなかったのですが、
思い切って持っている文房具について話しかけてみました。
そしたら意気投合して、その方と文房具の話しに花を咲かせる日々。
その人が、
「ボクの文房具7つ道具」と言っていたのがかっこよくて、
今回転職を機に私も自分でお気に入りの文房具をひと通り揃えてみよう!
そして職場で使おう!
と思い立ったのでした。
その嘱託さんは、ペンケースを40個くらい持っているらしく、
毎週ペンケースを変えて持ってきていました。
カバンみたくペンケースを毎回変えてみるのかっこいい!と思いましたが
さすがにそこまでペンケースは持てず。
それまで情報に疎く、文具好きにもかかわらず全く知らなかった、
文房具店で有名な伊藤屋やOAZOなどをいろいろ教えてくれた人でした。
その人と出会わなかったら都内文具巡りとかしなかったんだろうな。
まだ辞める予定もなかった頃から、
「銀座伊藤屋かどこかのロフトでばったり出くわすかもね」
とか言い合っていたので
またいつかどこかの文房具屋で会えたら良いな♪
(ちなみにその方のかばんはポーターで、
スーツやコートも上品なものをお召しになられてて、
家族、特に奥様思いのステキな60代男性でした!)